【吉野家】牛丼に添加物は入っている?危険といわれる牛肉の産地や安全性を調査!
牛丼といえば吉野家。
全国に約1190店舗を構える大手牛丼チェーンの一つです。
外食は添加物が多いイメージですが、吉野家に添加物は入っているのか、吉野家の牛肉の安全性も気になりますよね。
この記事では、吉野家の添加物や安全性についてまとめてみました。
実際に調査スタッフが店舗に赴き調査してきました!
- 吉野家の添加物が気になる方
- 吉野家の牛肉の産地や安全性が気になる方
【吉野家】添加物は入っている?
吉野家のメニューに何の添加物が使われているか実際に店舗に行き調査しました。
今回調査したのは、定番の牛丼と味噌汁、サラダと紅生姜です。
吉野家では、全ての原材料を教えてもらうことはできませんでした。
しかし、特定の添加物を使用しているのかは教えてもらうことができました。
そこで今回は、他の牛丼チェーンでも使用されている調味料(アミノ酸等)と着色料、カラメル色素を対象に調査しました。味噌汁に関しては、アルコールである酒精の有無も調査しました。
吉野家の添加物①牛丼
吉野家の牛丼は単品の並盛で388円(税抜)、玉ねぎと牛肉の2つのみの材料でシンプルです。
添加物について調査したところ、調味料(アミノ酸等)とカラメル色素が使用されていました。
牛丼で使われている添加物(一部)
添加物 | 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素 |
吉野家の牛丼は公式通販ショップでも販売されています。
公式ショップでは牛丼の原材料が表示されていました。
吉野家の牛丼の原材料
原材料 | 牛肉(米国産又はカナダ産又は豪州産(5%未満))、タレ(国内製造)(ぶどう発酵調味料、醤油、砂糖、醤油加工品、その他)、玉ねぎ(中国又は国産又は米国(5%未満))/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香辛料抽出物、乳化剤、(一部に小麦・牛肉・大豆・りんご・ゼラチンを含む) |
原材料の一部は、店舗とレトルトで異なりますが、レトルトの牛丼の具にも調味料(アミノ酸等)とカラメル色素が使用されています。
主要原材料は牛肉と玉ねぎでシンプルですが、常に安定して美味しく仕上げるために、吉野家の店舗でも複数の添加物が使用されている可能性が高いです。
吉野家の添加物②味噌汁
サラダとセットで148円(税抜)という低価格で追加注文ができます。
味噌汁の添加物について調査したところ、調味料(アミノ酸等)、酒精が使用されていました。
吉野家の味噌汁の添加物(一部)
添加物 | 調味料(アミノ酸等)、酒精 |
酒精は、アルコールのことで味噌の発酵を止める目的で添加されています。
味噌の中では酵母菌が生きており、酵母菌の呼吸によって味噌を入れる容器が膨張します。
酵母菌の呼吸による容器の膨張を防ぐには、空気の抜けるバルブを付けます。
しかし、バルブ付き容器は安価ではありません。
また、酒精を添加していない味噌の管理は難しく、結果として価格が高い味噌になってしまいます。
酒精のアルコールの含有量は少ないですが、アルコール代謝機能が未熟な乳幼児や子どもには積極的には摂りたくない添加物です。
吉野家の添加物③紅生姜
吉野家では牛丼に相性抜群な紅生姜は、無料でトッピングできます。
吉野家の紅しょうがの原材料
原材料 | しょうが、漬け原材料(梅酢、食塩、醸造酢)/酸味料、調味料(アミノ酸)、保存料(ソルビン酸K)、着色料(赤102) |
常温で長期保存するために保存料のソルビン酸Kが添加されています。産地は中国です。
公式通販ショップでも紅生姜の原材料を確認できます。
吉野家の紅生姜の原材料
原材料 | しょうが、梅酢、漬け原材料(食塩)/酸味料、調味料(アミノ酸)、野菜色素 |
公式通販ショップで販売されている紅生姜は保存料が使用されていません。
これは、冷凍販売されており、解凍・開封をするまでは細菌の増殖が抑えられているためです。
公式通販ショップで販売されている紅生姜は、合成着色料の赤102を使用せず、かわりに野菜色素を使用しています。
柔らかい新生姜をメインに使用しているそうですが、無料で食べることができる紅生姜の安全性には疑問が残ります。
吉野家の野菜サラダは消毒されてる?ドレッシングの添加物は?
吉野家のサラダには、千切りキャベツと千切りにんじん、コーンが入っています。
野菜サラダは、塩素系の洗浄剤で消毒されています。
塩素系の消毒剤とは、ハイタ―として一般家庭で使用されている消毒液です。
生野菜は、野菜カット工場で加工されたものを仕入れています。
工場で加工する際に、殺菌と変色防止目的で塩素系洗浄剤が使用されています。
変色せずにカットしたての色が保たれていますが、水分が抜けてパサパサしている印象です。
ドレッシングには原材料が表示されていませんが、乳化剤や調味料(アミノ酸)、とろみ付けの増粘剤など複数の添加物が使用されている可能性が高いです。
一定量かつ低価格帯を求められるチェーン店では、添加物を使って大量に安価に生産している可能性が高いです。
危険といわれる牛肉の安全性
2003年BSEの影響で吉野家から牛丼が消え、話題になりました。
2006年にアメリカ産牛肉の輸入再開後、安全性が確認されたとして牛丼が復活しました。
しかし、吉野家の牛肉は本当に安全なのでしょうか?
吉野家の牛肉の産地
吉野家で使用している牛肉は、北米産のバラ肉です。
安定した供給を実現するため、年間約3,000万頭を飼育しています。
吉野家の牛肉は主に穀物を食べて育った牛の肉を使用しています。
穀物で育てられた牛肉は、牧草だけで育った牛に比べて肉の臭みが少ないこと、さらに吉野家秘伝のたれと合うことを理由にしています。
穀物飼料は、遺伝子組み換えのとうもろこしを使用していると推測されます。
吉野家の牛肉はホルモン剤を使っているのか
牛の体重増加に効果があるとされているホルモン剤は、日本では使用が禁止されています。
しかし、ホルモン剤を使用した牛肉を輸入することは認められています。
吉野家の牛肉の産地である北米では、牛に対するホルモン剤の使用を認めています。
「ホルモン剤不使用」の明記がない限り、ホルモン剤を使用している可能性は否定できません。
ホルモン剤は、国際基準においては適正な使用条件であれば人の健康への悪影響はないと判断されています。
しかし、食の安全に関心の高いEUでは、ホルモン剤の使用はもちろん、ホルモン剤が使用された牛肉と牛肉製品の輸入を禁止しています。
国産牛肉を使用した牛丼であれば、ホルモン剤を使用していることはありません。
しかし、生産量の少ない国産牛を安価な牛丼チェーン店で食べるのは困難です。
【吉野家】添加物は入っている?危険といわれる牛肉の産地や安全性を調査!のまとめ
吉野家では、添加物の使用状況を教えてもらうことはできませんでした。
しかし、少なくとも調味料のアミノ酸は様々なメニューに使用されています。
牛肉の産地やホルモン剤の使用状況も安心できるものではありません。
注文から商品が提供されるまでのスピードが速く、安価な吉野家の牛丼ですが、添加物の詳しい使用状況や牛肉の安全性に疑問がある方にはおすすめできません。
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