【コメダ珈琲】食パンの添加物は?人気メニューの原材料も調査!
西日本を中心に全国に約950店舗を展開するコメダ珈琲は、名古屋発祥のコーヒーチェーンです。
「まちのリビングルーム」を目指しているコメダ珈琲では、おいしさだけでなく、おもてなしと居心地にも徹底的にこだわっています。
コメダ珈琲で人気メニューの添加物や原材料が気になりますよね。
そこで今回は、コメダ珈琲で使用している食パンや、人気メニューの原材料を調査しました!
実際に調査スタッフが店舗に赴き調査してきました!
- コメダ珈琲の添加物や原材料が気になる方
コメダ珈琲の山食パンの添加物は?
こんがりと焼いたパンの香りとふわふわとした食感が人気のコメダ珈琲の山食パンに何の添加物が使われているか調査しました。
山食パンの原材料と添加物
原材料 | 小麦粉、砂糖、果糖練乳、マーガリン、食塩、パン酵母、ショートニング、植物油脂、粉末麦芽、コーンスターチ |
添加物 | 乳化剤、ソルビトール、増粘多糖類、ビタミンC、香料、(一部に小麦・乳成分を含む) |
千葉工場で製造された山食パンには、ショートニングが使用されています。
ショートニングは、液体の植物油を常温下で固形にした油です。
ショートニングは、製造過程でトランス脂肪酸を生成し、日常的な過剰摂取で心疾患リスクが上昇することが世界保健機関(WHO)によって明らかになっています。
ショートニングをパン生地に使用することによって保水性が高まり、できあがったパンの保水性を高める効果があります。
さらに、ショートニングは無味無臭であるため素材の香りを活かしたいときに重宝されます。
できあがったパンの状態の品質を維持するのには有用なショートニング。
しかし、日常的な過剰摂取で健康への影響が明らかになっている以上、ショートニングは避けるのが賢明ではないでしょうか。
コメダ珈琲で人気メニューの原材料
コメダ珈琲で人気のメニューは、店舗によって原材料が異なるそうで、外部公開は控えてほしいとの回答でした。
そこで、コメダ珈琲で人気メニューの原材料に使用されていると想定される添加物を調査しました。
今回調査したのは、ミニシロノワール、コーヒーフレッシュ、たまごペーストです。
コメダ珈琲で人気メニューの原材料①ミニシロノワール
コメダ珈琲のミニシロノワールは、熱いデニッシュと冷たいソフトクリームのコンビネーションにお好みでシロップをかけて楽しむことができる名物デザートです。
地域によって価格は異なり、470円〜540円で購入できます。
食後のデザートとして大人気のミニシロノワールの添加物については、店舗によって原材料が異なるため、外部公表は控えてほしいとの回答でした。
一般的なデニッシュに使用されている添加物の一例は以下です。
デニッシュの原材料と添加物
原材料 | 小麦粉(国内製造)、ファットスプレッド、砂糖、マーガリン、油脂加工食品、卵、パン酵母、食塩 |
添加物 | 乳化剤、香料、酸化防止剤(V.E)、着色料(カロチン)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) |
一般的なソフトクリームに使用されている添加物の一例は以下です。
ソフトクリームの原材料と添加物
原材料 | 粉乳調製品(外国製造)(砂糖、脱脂粉乳、植物油脂)、水あめ、コーン(小麦を含む)、植物油脂、砂糖 |
添加物 | 香料、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、着色料(アナトー、カロテン) |
パン生地にバターを織り込んで層を作ってできるデニッシュは、価格を抑えるため、代替品としてマーガリンが使用されている可能性があります。
マーガリンは、液体の植物油脂を半固形にする際、副産物としてトランス脂肪酸が生成されます。
ソフトクリームは、一般的に原料の乳製品と砂糖、植物油脂が使用されています。
原料のみだとアイスクリームの脂肪分が均一に保たれず、べっとりとした風合いになってしまいます。
べっとりとした風合いを防ぐ目的で乳化剤が添加されていることが非常に多いです。
乳化剤と共に、安定剤も添加される場合が多いです。
これは、安定剤を加えることによって脂肪分が作り出すコクを出すためと考えられます。
シロップには着色目的のカラメル色素やとろみ付けの増粘剤、そして香りづけの香料が添加されている場合が多いです。
鮮やかなピンクがかった赤色のチェリー缶は、一般的に合成着色料が使用されています。
ミニシロノワールのチェリーをソフトクリームの上にしばらく置いておくと、チェリー本来の色ではない不自然なピンク色がソフトクリームに移ります。
これは、タール系色素と呼ばれる合成着色料を使用しているのではないかと推測できます。
チェリーの着色料が気になる方はチェリー抜きで注文しても良いかもしれません。
コメダ珈琲で全く同じ原材料を使用しているわけではありませんが、シロップのとろみや食欲をそそる甘い香り、さくらんぼの色から添加物が使用されていることは言うまでもありません。
コメダ珈琲で人気メニューの原材料②コーヒーフレッシュ
コメダ珈琲のコメダブレンドは、厳選した豆からじっくりと抽出した伝統の味が魅力的なコーヒーです。
地域によって価格は異なり、460円〜700円で購入できます。
コメダブレンドに使用されているコーヒーフレッシュの添加物については、店舗によって原材料が異なるため、外部公表は控えてほしいとの回答でした。
一般的なコーヒーフレッシュに使用されている添加物の一例は以下です。
コーヒーフレッシュの原材料と添加物
原材料 | 植物油脂(国内製造)、砂糖、脱脂粉乳 |
添加物 | カゼインナトリウム、乳化剤(大豆由来)、ph調整剤、香料、酸化防止剤(ビタミンC) |
コーヒーフレッシュには、植物油脂や乳製品を主原料に、乳化剤やカゼインナトリウム、香料、pH調整剤などが添加されています。
仮にコメダ珈琲でのコーヒーフレッシュが生乳のみを使用していた場合は、「生クリーム」や「生乳100%」など、生乳のみで作られたものであることをあえて表示するはずです。
コメダ珈琲のコーヒーフレッシュはとても濃厚でミルク感を味わえますが、市販のコーヒーフレッシュ同様、複数の添加物が使用されている可能性があり安心はできません。
コメダ珈琲で人気メニューの原材料③たまごペースト
コメダ珈琲の手作りたまごペーストは、ドリンクを注文した際にパンとセットで無料で食べることができます。
モーニングとして無料で食べることのできるたまごペーストは、開店から午前11時までの限定商品です。
手作りたまごペーストに使用されている添加物については、確認することができませんでした。
一般的なマヨネーズにはうま味調味料である調味料(アミノ酸)や、少量でスパイスの香りや風味付けができる香辛料抽出物が添加されています。
コメダ珈琲で手作りしているたまごペーストも、添加物の入ったマヨネーズを使用していると推測されます。
たまごペーストは手作りのようですが、マヨネーズに含まれる添加物など、調味料に元々入っている添加物は外食チェーンで避けることは難しいでしょう。
【コメダ珈琲】食パンの添加物は?人気メニューの原材料も調査!のまとめ
コメダ珈琲で使用しているパンや人気商品の原材料や添加物を教えてもらうことができました。
モーニングはドリンクを頼むことで無料でパンともう1品食べることができ、お得です。
しかし、店舗によって原材料が異なるとの理由から原材料の外部公表を禁止しているコメダ珈琲は、一消費者として不安が残ります。
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