【かつや】添加物は使ってる?揚げ油のトランス脂肪酸や安全性を調査!
「サクサクやわらか、ボリューム満点」がキャッチコピーのかつや。
契約農場でその日に採れたキャベツや国産米を食べることができる上、他のとんかつ専門店チェーンと異なり、低価格での提供を実現しています。
リーズナブルで人気の「かつや」の添加物や揚げ油のトランス脂肪酸が気になりますよね。
そこで今回は、かつやでの添加物とトランス脂肪酸の使用状況についてまとめてみました!
実際に調査スタッフが店舗に赴き調査してきました。
- かつやの添加物や安全性が気になる方
【かつや】添加物は使ってる?
かつやでの添加物使用状況を実際に調査しました。
今回調査したのは、かつやで人気商品のかつ丼と豚汁、サラダのセットです。
かつやでは、添加物の使用状況について回答をもらえましたが、外部への公表は控えてほしいとのことでした。
ですので、残念がら公表はできませんが、一般的な添加物について解説していきます。
かつやの添加物①かつ丼
かつやのメインメニューであるかつ丼は、単品で572円(税込)です。
国産米とキャベツの千切りがあるのは嬉しいです。
かつのパン粉には、イーストフード、乳化剤、ph調整剤が使用されている場合があります。
- イーストフードは、イーストのエサになる添加物で、パンをふわふわに仕上げる役割があります。
- 現在日本では、18種類がイーストフードとして認められています。
イーストフードの中にはリンを含むものもあります。
- リンはカルシウムとの摂取比率が重要で、国立健康・研究所によるとリンとカルシウムの摂取比は2:1もしくは1:1が理想的とされています。
- しかし、加工食品の利用が多くなった現在は、リンとカルシウムの摂取比が3:1になることが多いとされています。
加工食品の利用が増えている現代、添加物だけでなくリンの過剰摂取にも留意しましょう。
かつやの添加物②豚汁
かつやのサイドメニューの豚汁は、単品で154円(税込)です。
外食チェーンの味噌汁は、調味料(アミノ酸等)を添加して旨みを増している可能性があります。
また、発酵を止めるため、味噌にアルコールが添加されている可能性があります。
味噌汁の場合、加熱されてアルコ―ルがほとんど含まれていない状態になりますが、アルコール代謝機能の不完全な乳児には注意が必要です。
調味料(アミノ酸)だけでなく、アルコールが気になる方は気を付けてくださいね。
かつやの添加物③サラダ
かつやのサイドメニューのサラダは、単品で154円(税込)です。
指定農場で収穫した朝採れキャベツの上に、海藻が盛ってあります。
ドレッシングには乳化剤、加工でんぷんやキサンタンガムなどの増粘剤、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物が使用されている可能性があります。
また、加熱せずに提供されるサラダは、食中毒予防と変色防止を目的に次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウム水溶液で消毒されている可能性があります。
飲食店では食中毒が起きないことが最も重要です。サラダなどの非加熱食品の消毒は、仕方ないかもしれません。
かつやの揚げ油にトランス脂肪酸は含まれている?
かつやの揚げ油に含まれているトランス脂肪酸の使用状況も調査し、回答をもらえましたが外部への公表は控えてほしいとのことでした。
トランス脂肪酸の過剰摂取は、心疾患リスクを上げることがWHOによって明らかになっています。
農林水産省のホームページから確認できるように、油脂は精製する過程でトランス脂肪酸が生成されます。
トランス脂肪酸は牛肉や羊肉に含まれ、自然界に存在していますが、過度な摂取は控えたいですね。
【かつや】添加物は使ってる?揚げ油のトランス脂肪酸や安全性を調査!のまとめ
かつやの添加物とトランス脂肪酸の使用状況について調査しました。
かつやでは、外はサクサク中は柔らかいお肉を食べることができます。
また、朝採れたてのキャベツと国産米を食べることもできます。
一方で、外部公表は控えてほしいということから、消費者が個別に問い合わせなければなりません。
食に関する知りたい情報をすぐに知ることができないため、安心はできません。
◯参考文献
「健康食品」の安全性・有効性情報 (nibiohn.go.jp)
食品中のトランス脂肪酸の低減:農林水産省 (maff.go.jp)
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