業務スーパーのバターは本物?まずいとウワサのグラスフェッドバターを徹底調査!
- 「業務スーパー」のグラスフェッドバターが本物か知りたい方
- 「業務スーパー」のグラスフェッドバターの味や値段などの詳細を知りたい方
- 「業務スーパー」のグラスフェッドバターの口コミを知りたい方
バターコーヒーに入れるバターとして話題になったグラスフェッドバター。
格安スーパーでおなじみの業務スーパーでも、グラスフェッドバターを購入することができます。
買い求めやすい価格のため「本物なの?」「まずいってウワサがあるけど実際どうなの?」など、業務スーパーのグラスフェッドバターを疑ったことはありませんか?
この記事では、業務スーパーのグラスフェッドバターが本物かどうか、まずいとウワサの真実を口コミを参考に管理栄養士のみのりが徹底解説します!
業務スーパーのバターは本物?
業務スーパーで購入できるグラスフェッドバターは本物なのでしょうか。
結論から言うと、「本物」です。
では、なぜ本物かどうか疑われてしまったのでしょうか。
業務スーパーで購入できるグラスフェッドバターは、ウェストゴールド社のグラスフェッドバターです。
業務スーパーでは、白のパッケージのグラスフェッドバターと金のパッケージのグラスフェッドバターが購入できます。
白のパッケージは454ℊ、金のパッケージは250gです。
白のパッケージの方に「グラスフェッド」の表記がなかったため、偽物と疑われてしまったようです。
しかし、2022年7月時点ではパッケージが変更され、白のパッケージにも「グラスフェッド」の表記が入っています。
同じウエストゴールド社の金のパッケージのバターには「グラスフェッドバター」と明記してあります。
以下、ウェストゴールド社のHPに記載されている内容です。
牛たちはパストラル(グラスフェッド) をベースにした農家で育てられます。ニュージーランドの乳牛は主にグラスフェッドの牛ですが、新鮮な青々とした牧草は春、夏、そして空きを通して変化する可能性があります。農家は乾燥、または半乾燥の状態の牧草(干し草、サイレージ)や穀類などの他の代替品を補足的に選択する場合もあります。
引用:ウェストゴールド社HP
業務スーパーで購入できるウェストゴールド社製の牛の主な飼料は牧草です。
しかし、年間を通して新鮮な牧草を食べることは難しく、補助的な役割として干し草や穀類の飼料を与えることがあると明記してあります。
また、日本の乳製品の輸入割合が約30%を占めるのはニュージーランドです。ニュージーランドにある大手乳業組合のフォンテラのグラスフェッドバターも飼料の4%は牧草以外の補助飼料が与えられています。
業務スーパーで購入できるグラスフェッドバターに限らず、完全なグラスフェッドバターは少なく、安価で購入することは難しいことが分かります。
業務スーパーのバターがまずいと言われる本当の理由
業務スーパーで購入できるバターはなぜまずいと言われているのでしょうか。
グラスフェッドバターは、一般的に日本で多く流通しているバターとは異なり、口当たりが軽くあっさりした味が特徴です。
そのため、グラスフェッドバターの特徴を知らずに使用すると、いつもと違う味でまずいと感じてしまうかもしれません。
業務スーパーの「グラスフェッドバター」とは?
業務スーパーでは、グラスフェッドバターを購入することができます。
グラスフェッドバターとは、どんな特徴があるのか見てみましょう。
グラスフェッドバターとは
一般的なバターは、グレインフェッドバターとも呼ばれ、グレイン=「穀物」、フェッド=「与えた」という意味で、穀物を与えて育った牛の乳からできたバターです。
一方で、業務スーパーで購入できるウェストゴールド社のグラスフェッドバターは、グラス=牧草という意味で、牧草を与えて育った牛からできたバターです。
グラスフェッドバターとグレインフェッドバターの違い
見た目の違い
グラスフェッドバターとグレインフェッドバターは、見た目と栄養面でも異なります。
グラスフェッドバターの見た目は、グレインフェッドバターよりも黄色味が強いです。
これは、グラスフェッドバターに含まれるカロテン量がグレインフェッドバターよりも多く含まれているためです。
カロテンは、緑黄色野菜に多く含まれている赤色や黄色の色素で、穀物よりも牧草の方が多く含まれています。
食べている飼料の違いでバターの見た目に変化が現れるのは面白いですね。
栄養面の違い
グラスフェッドバターとグレインフェッドバター(一般的なバター)との栄養面での大きな違いは、大きく3つあります。
1つ目は、グラスフェッドバターは、グレインフェッドバターよりもβ-カロテンを多く含んでいること。
β-カロテンは、目と皮膚の粘膜を健康的に保つのに必要なビタミンです。
牧草に含まれるカロテンによって、バターの見た目からも違いをある程度判断することができます。
2つ目は、グラスフェッドバターは、グレインフェッドバターよりもn-3系不飽和脂肪酸を多く含んでいることです。
牧草には高比率のn-3系脂肪酸であるαリノレン酸が含まれています。
そのため、グラスフェッドバターは、青魚に多く含まれることで知られているEPAやDHAなどのn-3系脂肪酸がグレインフェッドバターよりも多く含まれています。
そして3つ目は、グラスフェッドバターは、グレインフェッドバターよりも共役リノール酸を最大5倍多く含んでいることです。
共役リノール酸は、脂肪をエネルギーに変えるために働く酵素を活性化させる働きがあります。研究によると、牧草を食べることによって共役リノール酸を生産する細菌が住みやすい腸内環境になるためと推測されています。
業務スーパーのグラスフェッドバターの値段
2022年6月30日現在、250gで448円(税抜)です。
10グラムあたり17.9円の計算です。
同じウェストゴールド社のグラスフェッドバターはスーパーマーケットの西友でも購入することができ、価格は532円(税抜)で業務スーパーが最安値です。
業務スーパーのグラスフェッドバターの味は?
業務スーパーのグラスフェッドバターには無塩と有塩の2種類が販売されています。
無塩グラスフェッドバターと有塩グラスフェッドバターの味の違いを解説します。
無塩グラスフェッドバターは、見た目が濃いためずっしりとしたコクがあるかと思いきや、軽い口当たりであっさりしています。とても口溶けがよく、後味がしつこくないです。
有塩グラスフェッドバターも、見た目の色が濃いです。
塩気が強く感じられましたが、パンに塗って食べることで塩気が和らぎました。
業務スーパーのグラスフェッドバターの口コミ
業務スーパーで購入することができるグラスフェッドバターの口コミはどのようなものがあるのでしょう。
実際の口コミを見てみましょう。
業務スーパーのグラスフェッドバターの良い口コミ
業務スーパーで購入することができるグラスフェッドバターは、250gで448円(税抜)です。
グラスフェッドバターは、買い求めやすい値段であると口コミで話題になっています。
業務スーパーのグラスフェッドバターの悪い口コミ
バター特有の風味とコクを感じない方もいるようですが、牧草をエサとしているので、あっさりとした後味がグラスフェッドバターの特徴の1つです。
業務スーパーのバターは本物?まずいとウワサのグラスフェッドバターを徹底調査!のまとめ
この記事では、業務スーパーのバターは本物?まずいとウワサのグラスフェッドバターを徹底調査しました。
業務スーパーでは、「本物」のグラスフェッドバターを購入できるので安心してくださいね!
まずいとウワサの真相は、一般的なバターとは飼料が異なるため味が異なることが分かりました。
価格は、格安スーパーなこともあり、全国展開しているスーパー「西友」よりも安く購入することができます(2022年6月時点)。
業務スーパーに足を運んだ際は、ウエストゴールド社のグラスフェッドバターをぜひ購入してくださいね。
グラスフェッドバターが購入できるスーパーのまとめはこちらの記事で紹介しています。
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