ゲランドの塩にはマイクロプラスチックは混入してる?安全性と普通の塩との違いを徹底解説
フランス産ゲランドの塩は、まろやかでやさしい甘みがあることで人気を集めています。
また、取扱店が多く手に入りやすい塩です。
しかし、海洋汚染に伴い、塩へのマイクロプラスチック混入が話題になっています。
取り入れやすくて美味しいと評判のゲランドの塩にマイクロプラスチックが混入されているか気になりますよね?
今回の記事では、ゲランドの塩にマイクロプラスチックが混入しているのか、安全性と普通の塩との違いを徹底解説していきます。
- ゲランドの塩にマイクロプラスチックが混入しているか
- ゲランドの塩と普通の塩の違い
- ゲランドの塩の安全性
ゲランドの塩にはマイクロプラスチックは混入してる?安全性と普通の塩との違いを徹底解説
結論からいうと、ゲランドの塩にマイクロプラスチックは混入していません。
マイクロプラスチックは、直径5mm以下のプラスチックと定義されています。
2018年に韓国に世界の39の塩ブランドが集められ、マイクロプラスチックが混入しているかの分析が行われました。
分析された塩ブランドのうち、マイクロプラスチック粒子を含まないのは、台湾(精製海塩)、中国本土(精製岩塩)、フランス(天日干しの未精製海塩)の3つのみでした。
このフランスの天日干しの未精製海塩がゲランドの塩なのです。
ゲランドの塩は、マイクロプラスチックが混入していないので安心して料理に使うことができますね。
ゲランドの塩の安全性は?
ゲランドの塩にはマイクロプラスチックが混入していないことがわかりました。
では、ゲランドの塩の添加物や原材料などの安全性はどうでしょうか。
ゲランドの塩には、固結防止剤や加工助剤等の添加物は一切使用されていません。
固結防止剤は、湿度により塩が固まった状態を防ぐ目的で使用される添加物です。
主に炭酸マグネシウムが使用されています。
加工助剤は、塩の製造過程で異物などが混入しないように使用される添加物です。
主に次亜塩素酸ナトリウム、塩化第二鉄、凝集処理剤、pH調整剤、スケール防止剤、消泡剤等が一般的な塩に使用されています。
加工助剤は製造時に使用されても製品完成時には除去され残存しないものなので、原材料表示に添加物としての表示義務はありません。
加工助剤含めて添加物を使用していないゲランドの塩は安全ですよね。
また、ゲランドの塩は、ナチュールエプログレの認定商品です。
ナチュールエプログレはフランスおよびヨーロッパにおけるオーガニック認証団体です。
土壌から栽培、加工、包装までの厳密な基準をクリアした製品に認定マークがつけられますられす。
安全性が保障されたゲランドの塩が日本で購入できるのはありがたいですね。
ゲランドの塩と普通の塩との違いを徹底解説
現在日本で主流となっている普通の塩(精製塩)の製造工程は、イオン膜やイオン交換膜、立釜などがあります。
これらの工程で作られる塩は、海水を化学的に電気分解して塩化ナトリウムを99%以上にした塩です。
安価で大量生産できるメリットがありますが、ナトリウム以外のミネラル分が失われてしまうデメリットがあります。
一方、ゲランドの塩の製造工程は、千年以上の歴史を持つ塩田での古式製法で作られている天日海塩です。
ゲランドの塩の古式製法は、太陽と風の自然の力によって海水が蒸発され塩ができる製法です。
海水を塩田で長期間蒸発させることによって、塩化ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、鉄分などの自然のミネラルを含む塩となります。
また、蒸発する過程で不純物を沈殿させるのでマイクロプラスチックの混入もありません。
まとめ
今回の記事では、ゲランドの塩にマイクロプラスチックが混入しているか、ゲランドの塩の安全性と普通の塩との違いについて解説しました。
ゲランドの塩にはマイクロプラスチックは混入していません。
固結防止剤や加工助剤等の添加物は一切使用せず、歴史のある古式製法で作られていてミネラルが豊富に含まれている塩です。
また、ゲランドの塩はヨーロッパのオーガニック主要団体の認定を受けていて、信頼できるブランドであることもわかりました。
毎日使う塩は安心・安全なものを選びたいですね。「塩に添加物って使われている?体にいい本物の塩の選び方とは?」の記事では、塩の添加物や選び方について解説しています。
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