アリエールジェルボールの3つの危険性。知らないと怖いデメリット
粉洗剤でも液体洗剤でもない、新しい洗剤のアリエール「ジェルボール」。
時短のためにジェルボールを使用している、または使ってみたいという方も多いですよね。
忙しい主婦やビジネスマンにとっては計量の手間いらずで便利なジェルボールですが、実はいくつかの危険性があることを知っていますか?
今回は人気商品・アリエールジェルボールの3つの危険性とデメリットを解説します。
本当に使っていい商品かどうか、本記事を参考にしてみてくださいね
- ジェルボールの安全性について知りたい
- ジェルボールのデメリットを知りたい
アリエールジェルボールの危険性
アリエールジェルボールの危険性①誤飲の可能性
子どもがジェルボールを誤飲する事故が、日本のみならず海外でも多発しています。
キレイな色をして、プニプニした感触。
子どもにとってはオモチャやお菓子に見えるのでしょう。
消費者庁によると、特に3歳以下のお子さんの事故が多いようです。
“洗濯用パック型液体洗剤は、新たな形の洗濯用洗剤として、近年、日本でも製造 販売が行われています。計量の必要がなく簡便という利点があるものの、フィルム が破れ、洗剤が口や目に入る等の事故情報が消費者庁に寄せられています。フィル ムは水に溶けやすいため、子供が握ったり噛んだり遊んでいるうちに、破れてしま うケースが多く、特に3歳以下の乳幼児に被害が集中しています。 また、海外でも同様の洗濯用パック型液体洗剤で、同種の事故が多数報告されて います。 乳幼児の手の届かないところで保管するよう注意して御使用ください。”
参考:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/150318kouhyou_1.pdf
また認知症の方も誤飲する可能性があり危険です。
アリエールジェルボールの危険性②成分
アリエールジェルボールの成分を確認してみましょう。
【アリエールジェルボール 4D 部屋干し】の成分
界面活性剤 | 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、純せっけん分(脂肪酸塩) |
その他 | プロピレングリコール、水、グリセリン、HEDP塩、アルコキシル化ポリエチレンイミ、香料、クエン酸、酵素、抗菌成分、抗酸化成分、塩化マグネシウム、亜硫酸カリウム、スチレン・メタクリル酸共重合物、蛍光増白剤、水添ヒマシ油、エタノールアミン、塩化ナトリウム、着色剤 |
洗浄力・刺激が強めの合成界面活性剤が複数入っており、肌トラブルの原因になる可能性があります。
- 有害な物質が肌に影響を与える
- 乾燥肌になる
- かゆくなる
などが挙げられます。
赤ちゃんや肌の弱い方は特に気をつけましょう。
アリエールジェルボールの危険性③におい
ジェルボールは、他の液体や粉洗剤などに比べてにおいが強いと言われています。
アリエールジェルボールも例外ではありません。
いい香りという人がいる一方で「においが強すぎて部屋中に残る」「具合が悪くなった」「トイレの芳香剤のようなにおい」と悪い口コミも多くあります。
また最近は『香害(こうがい)』と言われるように、合成香料(化学物質)によって不快感や健康被害を生じる方がいます。
【アリエール ジェルボール 4D 部屋干し用】の香料成分
香料成分 | 1-(2,6,6-TRIMETHYL-3-CYCLOHEXEN-1-YL)-2-BUTEN-1-ONE 2,4-DIMETHYL-3-CYCLOHEXENE CARBOXALDEHYDE 2,6-DIMETHYL-7-OCTEN-2-OL 2,6-OCTADIEN-1-OL, 3,7-DIMETHYL-, 1-ACETATE, (2Z)- 2-T-BUTYLCYCLOHEXYL ACETATE 3A,4,5,6,7,7A-HEXAHYDRO-4,7-METHANO-1H-INDENYL ACETATE BENZENEETHANOL, ALPHA,ALPHA-DIMETHYL-, 1-ACETATE BENZYL SALICYLATE BUTANOIC ACID, 2-METHYL-, ETHYL ESTER BUTYLPHENYL METHYLPROPIONAL CAMPHOR CITRONELLOL CYCLOHEXANECARBOXYLIC ACID, 2,2,6-TRIMETHYL-, ETHYL ESTER, (1R,6S)-RELETHYLENE BRASSYLATE GERANIOL GERANYL ACETATE HEXYL ACETATE ISOBORNYL ACETATE LINALOOL METHYLBENZYL ACETATE METHYLDIHYDROJASMONATE METHYLENEDIOXYPHENYL METHYLPROPANAL NAPHTHALENE, 2-METHOXYOXACYCLOHEXADECENONE PHENETHYL ALCOHOL TETRAMETHYL ACETYLOCTAHYDRONAPHTHALENES TRICYCLODECENYL PROPIONATE |
このように、たくさんの香料が使われているのがわかります。
使用されているのは化学物質が多くあります。そのため、悪い口コミや香害に繋がっています。
知らないと怖いアリエールジェルボールのデメリット
デメリット①洗剤が残る場合がある
ジェルボールは、洗濯物が少なくても洗剤の量を調整できません。
洗剤量が多いと衣類に残る場合があり、肌トラブルの原因に。
1粒ポンと入れるだけのメリットが、デメリットにもなり得ます。
デメリット②暑いところで保管していると溶ける
ジェルボール洗剤の耐熱温度は35度です。
夏に直射日光が当たる場所や車の中などに保管していると、溶けたり外装フィルムが破れやすくなったります。
溶け出た液体が目や口に入る事故も発生していますよ!
デメリット③洗濯機の故障の原因になる
「洗剤が故障の原因になるの?」と驚くかもしれませんが、使い方を間違えると故障に繋がります。
投入方法を間違えている
正しい方法はジェルボールを洗濯槽に直接入れます。
間違えて洗剤ケースに投入すると、外装フィルムが溶け切らずに詰まってしまいます。
洗濯物の量が少ない
洗濯物が少ないと使用する水の量も少ないので、洗剤や外装フィルムが溶け残る可能性が高くなります。
毎回量が少ないと、排水管などが詰まる原因に。
一人暮らしなどで洗濯量が2㎏(水量30L)以下が多い場合は、ジェルボールは不向きです。
まとめ
今回はアリエールジェルボールの3つの危険性とデメリットをお伝えしました。
とても便利な商品である一方で、事故や健康被害を招く可能性があります。
使用方法には注意し、危険性とデメリットについて把握することが大切です。
コメント