【ココス】ハンバーグに添加物は使われている?原材料の産地や安全性について調査!
熱々のハンバーグが人気のファミリーレストランチェーンココス。
1978年に設立され、すき家やなか卯、ジョリーパスタなどを運営するゼンショーグループの子会社です。
ココスの添加物使用状況や安全性が気になりますよね。
そこで今回は、ココスのハンバーグなどの原材料の産地と添加物の使用状況や安全性について調査しました。
- ココスのハンバーグの原材料や添加物を知りたい方
- ココスの安全性について知りたい方
【ココス】ハンバーグに添加物は使われている?
ココスのハンバーグには添加物が使用されています。
ココスのハンバーグに使用されている添加物は以下です。
添加物 | 調味料(アミノ酸等)・香料・カロチノイド色素(一部に小麦、卵、乳成分、牛肉、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチンを含む) |
うまみ調味料である、調味料(アミノ酸等)が使用されています。
カロチノイド色素は、赤色~黄色をしており、エビやカニから抽出されるアスタキサンチンやトマトから抽出されるリコピン、唐辛子から抽出されるカプサンチンなど、様々な動植物から抽出されている色素です。
カロチノイド色素の問題点は、何から抽出した色素で作られた着色料なのかは書かれていないことです。
水銀は、口にしたら排出されにくい重金属です。。
口にする食品にカロチノイド色素が使用されていることは分かっていても、何から作られた色素かを消費者は判断できません。
色素に有害物質が含まれているとは安心できません。
ココスのソース類の添加物
ココスのサラダにかけるドレッシングと、カリカリポテトに付属しているソース類の添加物について調査しました。
ココスのソース類の添加物①ドレッシング
添加物 | |
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グリーンサラダのドレッシング | 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キタンサン)、カラメル色素 |
乳化剤と香料は使用されていませんが、調味料(アミノ酸等)、増粘剤、カラメル色素が添加されています。
ココスのソース類の添加物②カリカリポテトのソース
添加物 | |
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バーベキュー&マヨ | くん液・カラメル色素・酸味料・増粘剤(キタンサン)・香料・調味料(アミノ酸等)・香辛料抽出物(一部に卵・大豆を含む) |
ケチャップ&マヨ | 調味料(アミノ酸等)・香辛料抽出物(一部に卵・大豆を含む) |
カリカリポテトにつけるソースは2種類ありますが、どちらも調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物が使用されています。
香辛料抽出物は、少量のスパイスで香りや色、風味をだせることが特徴です。
また、「大豆を含む」表記があることから、原材料のマヨネーズに使用されている油は大豆油の可能性が考えられます。
大豆油は遺伝子組み換え不分別の可能性が非常に高いです。
ココスの原材料の産地
ココスの原材料の産地を調査しましたが、
- ココスでは、食材の産地は答えられないとの回答でした。
ココスの親会社はゼンショーホールディングスです。
ゼンショーホールディングスは、大手牛丼チェーンのすき家を運営しています。
すき家の牛肉の産地は以下です。
“すき家で使用している牛肉の産地:アメリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコ”
引用:https://www.sukiya.jp/about/safety.html#content02
すき家は上記4か国から牛肉を輸入しています。
そのため、ココスのハンバーグで使用している牛肉の産地もアメリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコの可能性が高いです。
ココスのサラダの洗浄方法
ココスのサラダの洗浄方法も調査しました。
- サラダやレタスなどの葉物野菜は、食品添加物に指定されている次亜塩素酸ナトリウム又は微酸性電解水を使用して洗浄されているとの回答でした。
非加熱で提供する生野菜は、外部工場でカット及び洗浄・消毒をしています。
- 次亜塩素酸ナトリウムとは、一般家庭でも使用されている漂白剤です。
- この漂白剤を、一定濃度に希釈して使用しています。
- 微酸性電解水とは、菌や肌などに触れると水に変化する性質を持つ食品添加物に認定されている消毒液です。
- 肌と同じ弱酸性であるため、皮膚への負担が低く、安全性が高いとされています。
しかしながら、ココスのサラダは、どちらの消毒液を使用しているのか消費者から判断できません。
他の外食チェーン同様、ココスでもサラダの消毒は行われていますね。
ココスのポテトは遺伝子組み換え?
ココスのカリカリポテトに使用されているじゃがいもは遺伝子組み換えかも調査しました。
- ココスのポテトに使用されているじゃがいもは遺伝子組み換えではないとの回答でした。
ポテトの主原料のじゃがいもは遺伝子組み換えされていません。
しかし、食用油には遺伝子組み換えの表示義務がありません。
遺伝子組み換えとそうでないものが分別されていない「遺伝子組み換え不分別」の菜種または大豆を使用している可能性は否定できません。
低価格帯の外食チェーンでは、遺伝子組み換えでない食品のみではまかなえません。
ココスのトランス脂肪酸は?
ココスのトランス脂肪酸使用状況についても調査しました。
- ココスでは、トランス脂肪酸の含有量に関して定期的な分析は行っていませんが、約1.5%のトランス脂肪酸が含まれているとの回答でした。
トランス脂肪酸は、植物油脂を製造する過程で生成されることが分かっています。
ココスのトランス脂肪酸は、ショートニングを添加しているのではなく、植物油を製造する過程で発生したものであると考えられます。
トランス脂肪酸は家庭の高温調理でも生成されます。
過度に避ける必要はありませんが、普段から揚げ物などの高温調理された食品を食べている方は要注意です。
まとめ
ココスの添加物や安全性について調査しました。
ココスを代表するメニュー「ココスハンバーグ」には、添加物が使用されています。
牛肉などの主要原材料の産地は回答してもらえず、一消費者として不安が残る結果となりました。
熱々のハンバーグを食べることができるファミリーレストランのココスですが、原材料に少しでもこだわりのある方にはおすすめできません。
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