セラポットのメリット・デメリットとは?特徴を知って長く使おう
セラポットは、天然石と麻炭と土からできている有害物質を含まない国産のセラミック鍋です。
熱伝導率が高いことや安全性が高いなどメリットが多いとされているセラポットですが、メリットの他にデメリットや使用の際の注意点が気になりますよね。
この記事ではセラポットのメリット・デメリットについて徹底解説していきます!
- セラポットのメリット・デメリット
- セラポットを使う際の注意点
セラポットのメリット
セラポットにはメリットが4つあります。
- 1つ目は、熱伝導率が高いことです。
- 2つ目は、塩素除去できること。
- 3つ目は、有害物質が使われていないこと。
- 4つ目は空焚きしても大丈夫なことです。
まずはこれらのメリットについて詳しく紹介していきます。
メリット①熱伝導率・蓄熱性が高い
セラポットは天然石と麻炭からできていて、放射される遠赤外線効果は他の土鍋や他の素材の鍋と比較しても圧倒的です。
市販の木炭の遠赤外線効果が42%に対して、セラポットの遠赤外線効果は86.3%です。
この遠赤外線効果で食材の中までじっくりしっかり火が通り、焼きいもはほくほくに仕上がります。
また、蓄熱性が高いので、一度温まると中火や弱火で調理できます。
時短調理や電気・ガスの使用量を最小限にできるので省エネで経済的です。
メリット②塩素除去できる
セラポットの鍋の表面にある無数の穴が、塩素やカルキなど、目に見えない汚れを吸着して除去してくれます。
麻炭のパワーで有害物質を吸着してくれるので美味しいお水での調理が可能です。
また、セラポットの塩素除去効果は半永久的に持続されます。
安心して長期的に美味しい食事を作ることができますね。
ご飯の炊き方についてははこちらの記事を参考にしてみてください。
メリット③有害物質0
市販の鍋などの焦げつき防止にテフロンが使われることが多いのですが、空焚きすると有毒なガスが発生する可能性があります。
しかしセラポットは無塗装なので塗装が剥がれたり、塗料が溶け出す心配もありません。
さらにPFOAフリーなのでフッ素樹脂塗料不使用、人体に影響を及ぼす危険性がある鉛やカドミニウムが溶け出すこともありません。
メリット④空焚きOK、温度変化に強い
セラポットの大きなメリットは空焚きができるということです。
一般的な鍋は、空焚きすると焦げや変色、発火の可能性がありますが、セラポットの耐熱障壁温度は700度もあるので水無しで空焚きしても割れる心配がありません。
セラポットは石窯オーブンとして使用することもでき、無水で石焼き芋もできます。
また、温度変化に強いこともメリットです。
急加熱・急冷却しても割れる心配がありません。
セラポットデメリット
様々な調理に使えて機能性も抜群なセラポットですが、デメリットもあります。
デメリットは3つあります。
- 1つ目は、使用前に目止めが必要なことです。
- 2つ目は、焦げつきやすいこと。
- そして3つ目は、つけ置きができないことです。
詳しく説明していきます。
デメリット①使う前に目止めが必要
セラポットは使用前に目止めが必須です。
セラポットの材料には土が含まれています。土には無数の穴が空いています。
一般的に無数の穴を目と呼びますが、その目を塞がずに使用してしまうと亀裂が入ってしまったり、目に食材の匂いが入り鍋に匂い残りしたりしてしまいます。
長く使うために、土鍋と同じように一番最初はお粥を作って目止めをしてください。
手間のかかる作業ですが、長く使うための最初のひと手間として目止めをしてみてくださいね。
デメリット②焦げ付き
セラポットは熱伝導率が非常に高く、鍋全体の温度がすぐに上がります。
火力が強すぎたり、最初に敷く油の量が少なすぎると食材が焦げ付きやすくなってしまうこともセラポットのデメリットです。
セラポットに焦げがついてしまった場合は、たわしでゴシゴシ洗ってください!
また、セット購入した際に専用クリーナーがついてくるので、たわし以外でも焦げを落とすことが可能です。
金属たわしでゴシゴシこすれるのは、他のコーティング鍋にはないメリットです!
デメリット③つけ置きできない
セラポットは水につけ置きできません。
土鍋同様、長時間水につけると鍋が水分を吸収してしまい、そのまま火にかけるとひび割れの原因になります。
鍋料理やスープ系を作った際には一晩程度は入れておいてもひび割れの心配はありませんが、長期間入れっぱなしにする場合は別容器に移すようにしましょう。
また、使用後はよく乾燥させることも大切です。
セラポットの特徴を知って長く使おう
天然素材で作られた有害物質0のセラミック鍋のセラポットは、1台で焼く・煮る・茹でる・蒸す・炒める・オーブン・炊飯・燻製の8役もあります。
セラポットは有害物質が使われていないだけでなく、熱伝導率が高く、遠赤外線調理できるので短時間で外側はカリッと、中はしっとり仕上げることができます。
700度もの高温に耐えることができるので、空焚きしても割れません。
食材の旨みが凝縮されることで人気の無水調理もできます。
セラポットには無数の穴が空いていて、その穴から有害物質を吸収して取り除いてくれます。
塩素除去も可能で、ご飯がより美味しく炊けたり野菜の独特の臭みも吸収してくれます。
また、遠赤外線効果も加わり野菜もシャキッと本来の旨みを味わうことができます。
また、大きい鍋は重みがあります。
さらに、熱伝導率や保温性が高いので持ち手も熱くなるため、持ち運ぶ際には鍋つかみを使って、火傷と落下に注意してくださいね。
セラポットを使ってご飯を温める方法は、「セラポットでご飯の温め直しは簡単!保温ができなくてもふっくらおいしい♪」の記事で解説しています。
まとめ
今回はセラポットのメリットとデメリットについて徹底解説していきました。
機能性◎使いやすさ◎安全性◎美味しさ◎のセラポットですが、デメリットや使う際の注意点には気を付けてください。
ぜひ購入する際の参考にしてくださいね。
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