おにぎりの添加物グリシンってやばい?3つのデメリットを徹底解説
スーパーやコンビニで売られている、便利で美味しいおにぎり。
しかし、多くの市販のおにぎりには「グリシン」という添加物が含まれています。
おにぎりに使用されている添加物「グリシン」とは何か、またそのデメリットが気になりますよね。
今回はおにぎりに使われる添加物「グリシン」とは何か、摂取することによる3つのデメリットを解説します!
おにぎりの添加物グリシンとは?
市販のおにぎりによく使用される添加物「グリシン」の使用目的や種類等のを解説します。
おにぎりの添加物「グリシン」の使用目的
グリシンはアミノ酸の一種です。
ほのかな甘みがあり、おにぎりの塩辛さを抑えて旨味を与えたり、ご飯にツヤを出したりする目的で使用されます。
さらに、グリシンには菌の繁殖を抑える効果もあり、おにぎりの保存性を高めてくれます。
スーパーやコンビニのおにぎりが、長時間お店の棚に陳列されていても腐らず、できたてご飯のような柔らかさを保っているのはグリシンの作用によるものです。
おにぎりの他にも、お惣菜やサンドイッチなどのありとあらゆる商品に使用されていて、今やコンビニ商品には無くてはならない添加物だと言えます。
グリシンの種類
グリシンには、自然の食材に含まれるものと、化学合成された人工のグリシンがあります。
自然のグリシンは、牛肉、豚肉、鶏肉、えび、かに等のごく身近な食材にも含まれていて、これらを食べても何も問題はありません。
そして、人間の体内で作られるグリシンもあり、脳に作用して睡眠を深くすると言われています。
おにぎりの添加物グリシンの3つのデメリット
おにぎりの添加物グリシンのデメリットは3つあります。
- 1つ目は、塩分の過剰摂取です。
- 2つ目は使用していることが表示されない場合があるということ。
- 3つ目は使用に上限がないことです。
詳しく解説していきます。
添加物グリシンのデメリット①塩分を摂りすぎる可能性がある
添加物グリシンは、食品の塩辛さを抑える効果があります。
これは塩なれ効果と呼ばれ、食品の保存性を高めるために使用された塩気を感じにくくします。
グリシンを使用することで塩辛さをごまかし、保存性をさらに高められるというからくりがあります。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、一日の塩分摂取量の目標値は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
1個につき1.8gほどの塩分を含むおにぎりがあります。
例えばそのおにぎり2つにお味噌汁を付けると、一食だけで一日分の塩分を摂取してしまう可能性があります。
グリシンの塩なれ効果によって、知らず知らずのうちに塩分を過剰摂取してしまう危険があるので注意したいですね。
添加物グリシンのデメリット②使用していることが表示されない場合がある
グリシンは、日持ちを向上させる目的で添加される場合は「グリシン」と表記されます。
一方で、うま味や甘みなど調味料として添加される場合は「調味料(アミノ酸等)」と表記されます。
調味料(アミノ酸等)は、うま味調味料に代表されるグルタミン酸やイノシン酸などと合わせた名称です。
他の調味料と合わさって表記されてしまうと、実際にグリシンが添加されているのか一般消費者が判断することはできません。
添加物グリシンのデメリット③使用に上限がない
食品安全委員会の報告書によると、食品添加物のグリシンは使用に上限がありません。
消費者側は商品にどのくらいの量のグリシンが含まれているのかが分かりません。
そのため、気づかないうちに過剰摂取している可能性が懸念されています。
商品の中に含まれる添加物の量が分からないのは不安が残りますね。
まとめ
今回は、市販のおにぎりに含まれる添加物グリシンについてまとめました。
グリシンはほのかな甘みを持ち、おにぎりの塩辛さを抑えて旨味を与えます。また、ご飯にツヤを出し、日持ちを向上させる役割があります。
しかし、グリシンには塩分の過剰摂取の原因になる可能性があること、使用していることが表示されない場合があるということ、そして使用の上限がないことがデメリットでもあります。
グリシンは現在、保存料の代わりとして多くのおにぎりに使用されている添加物ですが、そのデメリットは覚えておきたいですね。
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