カップ麺に使われる添加物ってなにがある?カップラーメンが体に悪い3つの理由
カップ麺には、たくさんの添加物が含まれています。
中には、危険とされる添加物も含まれているので、要注意です。
注意といっても、わたしたち消費者にできることは少ないです。
この記事では、まず、カップ麺に使われている主な添加物名とその添加物がどのようなものか紹介します。
そして、カップ麺を食べることで体にどのような影響があるのか、体に悪いといわれる3つの理由をお伝えします。
- カップ麺の添加物について知りたい方
- 添加物が体に悪いと言われる理由を知りたい方
カップ麺に使われる添加物
カップ麺には様々な添加物が使われています。
そのうち、特に気になる添加物である「調味料(アミノ酸等)」「加工でん粉」「かんすい」「カラメル色素」「乳化剤」について解説します。
カップ麺に使われる添加物①調味料(アミノ酸等)
調味料(アミノ酸等)はカップ麵に限らず、多くの加工食品に使用されている添加物です。
うま味調味料とも呼ばれ、主に、昆布に含まれるグルタミン酸ナトリウムなどのうまみ成分を加工して作られた添加物です。
ありとあらゆる食品に使われているため、避けるのが難しい添加物の一つです。
カップ麺に使われる添加物②加工でん粉
加工でん粉は、カップ麺を低温で糊化(こか)する目的でスープの素などに含まれる添加物です。
加工でんぷんと表記される場合もあります。
12種類ありますが一括表示が認められているため、どの加工でん粉がつかわれているのかわかりません。
EUでは、小さな子どもへの使用が禁じられている加工でん粉があります。
小さな子どもは加工でん粉のとりすぎには気をつけたいですね。
カップ麵に使われる添加物③かんすい
麺を黄色く着色したり、麺にコシを出すために利用される添加物です。
かんすいに含まれるリン酸ニナトリウムは、体内のミネラルを奪う働きがあり、取り過ぎるとカルシウム不足になるといわれています。
カップラーメンの栄養素が偏っているといわれる理由の1つがこの添加物です。
最近では、かんすいを使っていないカップ麺も多く発売されています。
カップ麵に使われる添加物④カラメル色素
カラメル色素は、着色目的で使用される添加物です。
全部で4種類ありますが、一括表示のため細かい添加物名まで記載されていないことが多いので、注意が必要です。
カップ麵に使われる添加物⑤乳化剤
乳化剤は、カップ麺のスープの油と水分を均一にし、品質を安定させるために使用される添加物です。
水と油を混ぜ合わせやすくするように、乳化させるために使用されます。
また、食感を良くしたり、ふわふわにしたりと、多くの効果があり多くの食品に使用されます。
乳化剤も一括表示のため何が使用されているかわかりません。
カップラーメンが体に悪いといわれる3つの理由
カップ麺が体に悪いといわれる理由は大きく3つあります。
- 添加物がたくさん使われている
- 超加工食品
- プラスチック容器の問題
詳しく解説していきます。
カップラーメンが体に悪いといわれる理由①添加物がたくさん使われている
先ほどもご紹介した添加物以外にも、カップ麺にはたくさんの添加物が含まれています。
また、詳しく表示する義務がないものも多いということが分かっていただけたと思います。
カップ麺によっては、20種類を超える添加物が含まれているものもあります。
手軽に食べられ、保存期間も長いので便利ではありますが、食べ過ぎには注意が必要です。
カップラーメンが体に悪いといわれる理由②超加工食品
超加工食品とは、簡単に解説すると加工度が高い加工食品のことです。
工場で大量生産されるカップ麺、菓子パン、レトルト食品などを言います。
調理もほぼなく簡単に食べたり飲んだりすることができますが、その分リスクが高い食品です。
カップラーメンが体に悪いといわれる理由③プラスチック容器の問題
カップ麺は添加物以外で問題視されていることがあります。
それは、容器包装のプラスチックです。
発砲スチロールの容器に熱いお湯を入れると、スチレンという成分が溶け出します。
微量とは言われていますが、気をつけたいポイントです。
かつて1998年にカップ麺容器の環境ホルモン問題が話題になりました。
健康への影響はないと結論付けられましたが、国土交通省のホームページでは子ども向けに注意喚起をしています。
また、近年はマイクロプラスチックも問題となっています。
人は1年間でカード1枚分のプラスチックを気づかないうちに摂取しているといわれています。
少しずつではありますが、体への影響が心配されます。
カップ麺を食べるときは、陶器の丼に移して食べるなど工夫すれば安心です。
まとめ
スーパーやコンビニではたくさんの種類のカップ麺が販売されています。
安価であり、簡単に作ることができるので手に取りやすいカップ麺ですが、体に悪い影響を与える可能性が潜んでいます。
また、テレビCMなどで見る機会も多く、わたしたちの生活に密着している商品です。
カップ麺は超加工食品なので、食べ過ぎは注意です。
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