ミスタードーナツの原材料は添加物だらけで体に悪い?ショートニングについても調査!
ドーナツ屋と言えば、ミスタードーナツ。
ミスタードーナツは、全国に950店舗以上を運営している日本で知名度の高いドーナツチェーンです。
リーズナブルな価格で立ち寄りやすく、お土産やおやつにミスタードーナツを買う方は多いのではないでしょうか。
大人気のミスタードーナツですが、原材料に添加物やショートニングを使っているのかは気になりますよね。
そこで今回は、ミスタードーナツで人気のドーナツ3種類を実際に注文し、添加物やショートニングについて調べてみました。
- ミスタードーナツの添加物が気になる方
- ミスタードーナツのショートニングが気になる方
- ミスタードーナツでは遺伝子組み換え食品を使用しているか知りたい方
ミスタードーナツの原材料は添加物だらけで体に悪い?
ミスタードーナツ定番商品のチョコファッションとポンデリング、フレンチクルーラーを実際に注文し、使用されている添加物について調べてみました。
ミスタードーナツの添加物①チョコファッション
チョコファッションは、単品140円(税抜)です。
サクサクな生地にチョコレートをコーティングした、昔懐かしさとチョコレートの特別感があるドーナツです。
チョコファッションの食品添加物
添加物 | ベーキングパウダー、乳化剤、香料、着色料(ビタミンB2) |
一見シンプルな材料で作られているように見えますが、乳化剤や香料、着色料が使われています。
乳化剤はチョコレートにも一般的に使われているので、ドーナツでは避けるのは難しいですね。
ミスタードーナツの添加物②ポン・デ・リング
ポン・デ・リングは単品120円(税抜)です。
ドーナツとは思えないほどモチモチした食感で、ミスタードーナツの人気商品です。
ポンデリングの食品添加物
添加物 | 加工デンプン、ベーキングパウダー、カゼインナトリウム、pH調整剤、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、酸味料 |
もちもちとした食感を一定に保つために複数種類の添加物が使用されています。
一番気になるのは加工デンプンです。
化学的に合成された加工デンプンは11種類あります。
そのうちの2種類が、EU では安全性に疑問があるため、乳幼児向け食品への使用が禁止されています。
ほとんどの場合、表示は一括で「加工デンプン」のみの記載です。
どの種類の加工デンプンを使用しているのか、消費者が判断することはできません。
具体的な物質名が分からない場合、「加工デンプン」と表示されているものを子どもに食べさせることは控えるべきです。
ミスタードーナツの添加物③フレンチクルーラー
フレンチクルーラーは、単品で120円(税抜)です。
ふわふわとした軽い食感が特徴的なドーナツです。
フレンチクルーラーの食品添加物
添加物 | 加工デンプン、乳化剤、ベーキングパウダー、香料、pH調整剤、カゼインナトリウム、安定剤(増粘多糖類)、酸味料 |
フレンチクルーラーは、ベーキングパウダーはもちろん加工デンプンや香り付けの香料も使用されています。
さらに、カゼインナトリウムのはアレルゲンとなる場合があり、乳製品アレルギーの方の摂取は注意が必要です。
ミスタードーナツの小麦粉の産地は?
ミスタードーナツの小麦粉の産地は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・国産です。
外国産小麦は、プレハーベストという収穫直前に農薬が散布されていることがあります。
収穫前に薬剤を散布することで余分な草木が枯れ、収穫効率を良くするために散布されています。
プレハーベスト農薬に使用される主な薬剤はラウンドアップで、有効成分はグリホサートです。
世界各国では、グリホサートの製造や使用を禁止する取り組みが進んでおり、その危険性を世界保健機関(WHO)の専門機関も指摘しています
また、輸送時にはカビ防止にポストハーベスト農薬も使用されます。
安全な小麦製品を選ぶなら、国産小麦100%のものを選ぶのが安心です。
ミスタードーナツのベーキングパウダーはアルミフリー?
ミスタードーナツで使用されているベーキングパウダーのアルミニウムについて調べたところ、アルミニウムは含まれていませんでした。
アルミニウムは国際的に摂取量削減の取り組みが進められている食品添加物です。
平成23年度と24年度に行われた厚生労働省によるアルミニウム摂取状況調査によると、1歳〜6歳の平均では1日の許容量の43%ものアルミニウムを摂取していることが分かりました。
これは、許容量の範囲内ではありますが、アルミニウムを含む膨張剤として使用される添加物によるものと考えられています。
ミスタードーナツでは、アルミニウムを含んでいないベーキングパウダーを使用しているため、アルミニウム過剰摂取の要因とはなりません。
ミスタードーナツのショートニングの使用状況
ミスタードーナツのトランス脂肪酸対策について調べてみました。
トランス脂肪酸値を抑えたショートニングを使用しています。
引用:https://www.misterdonut.jp/torikumi/sdgs/anzen_01.html
ミスタードーナツでは、植物性油にビタミンEを添加した揚げ油を使用しており、2007年12月から全店でトランス脂肪酸を抑えたショートニングを使用しています。
トランス脂肪酸の低減方法として、オイルのほかに「ミックス粉」「コーティング素材」といった原材料についても研究・開発を重ね、取り扱っているドーナツ・パイ全アイテムに含まれるトランス脂肪酸を平均約0.25gに抑えています
引用:https://www.misterdonut.jp/torikumi/sdgs/anzen_01.html
ミスタードーナツで取り扱うドーナツのトランス脂肪酸量は平均約0.25gに抑えられています。
これは、WHOが健康を増進するための基準値として設定した総カロリーに占めるトランス脂肪酸の摂取比率を1%未満(日本人の平均値は約2g)に提示した値を下回っています。
ミスタードーナツのトランス脂肪酸量は1個当たり平均0.25gです。
量としては多くないですが、仮に2個食べた場合は0.5gのトランス脂肪酸をドーナツから摂取している計算になるので、食べすぎには注意が必要です。
ミスタードーナツでは遺伝子組み換え食品を使用している?
ミスタードーナツでの遺伝子組み換え食品の使用状況についても確認してみました。
遺伝子組み換えに関してはきなこなど一部「遺伝子組み換えでない」ものの使用があるもの以外は「遺伝子組み換え不分別」の原料を使用していることがわかりました。
「遺伝子組み換え不分別」とは、遺伝子組み換え遺伝子組換え農作物と、非遺伝子組換え農作物を分別管理していないことを意味します。
「遺伝子組み換え不分別」は、5%以内の意図しない混入は認められているため、遺伝子組み換え農産物である可能性があります。
加工デンプンや乳化剤などの食品添加物の原料は、遺伝子組み換えとうもろこしや遺伝子組み換え大豆であることが推測されます。
また、揚げ油に使用されているコーン油も「遺伝子組み換え不分別」の原料を使用しています。
ミスタードーナツの原材料は添加物だらけで体に悪い?ショートニングの使用状況も調査!のまとめ
ミスタードーナツの原材料に使用されている添加物やトランス脂肪酸についてまとめてみました。
添加物やショートニング、小麦粉の残留農薬や遺伝子組み換え原料を使用した油で揚げていることが気になります。
自分自身の健康や家族の健康を守るためにも、この記事を参考にしてみてくださいね。
コメント