オーガニックで無添加の醤油のおすすめ14選!安全な醤油の選び方とは?
この記事では、オーガニックで無添加の醤油のおすすめを口コミを交えて紹介していきます。
醤油は食卓に欠かせない、どこの家庭でも必ずあるといってもいいほど身近な調味料ですよね。
身近で使用頻度の多い調味料だからこそ、安全で安心なものを選びたいものです。
そこで、今回はオーガニックで無添加の醤油のおすすめをまとめてみました!
原材料の産地もわかるものは記載しましたので、参考にしてみてくださいね。
オーガニックで無添加の醤油のおすすめ14選!
ここからは、オーガニックで無添加の醤油のおすすめを紹介していきます。
原料や産地、特徴をまとめてみました!
産地がわかるものの順に紹介していきます。
品名 | パッケージ | 大豆の 産地 | 小麦の 産地 | 食塩の 産地 | 容量 | 価格 (税込) | |
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足立醸造国産有機醤油(濃口) | 北海道産 | 北海道産 | 国産 | 500ml 900ml | 880円 1,307円 | 購入する | |
金沢大地国産有機醤油こいくち | 石川県産 | 石川県産 | 国産 | 360ml 900ml | 810円 1,458円 | 購入する | |
大徳醤油機有るべし | 北海道産 | 北海道産 | 不明 | 300ml 500m l900ml | 648円 926円 1,440円 | 購入する | |
ヤマヒサ有機しょう油 | 石川県産 | 石川県産 | 豪産 メキシコ産 | 500ml | 1,080円 | 購入する | |
海の精旨しぼり醤油 | 国産 | 国産 | 国産 | 1L | 1,674円 | 購入する | |
弓削多醤油有機しょうゆ | 国産 | 国産 | 不明 | 300ml | 562円 | 購入する | |
寺岡家有機醤油濃口 | 国産 | 国産 | 不明 | 300ml 500ml | 648円 1,026円 | 購入する | |
マルシマ国産有機しょうゆ | 国産 | 国産 | 豪産 | 300ml | 810円 | 購入する | |
チョーコー有機醤油 こいくち | 不明 | 不明 | 不明 | 500ml | 864円 | 購入する | |
イオンオーガニック 特選 丸大豆しょうゆ | 不明 | 不明 | 不明 | 450ml | 300円 | 詳細を見る | |
キッコーマン 特選有機しょうゆ | アメリカ産 | 不明 | 不明 | 500ml 750ml | 356円 499円 | 購入する | |
フンドーキン有機こいくち醤油 | 不明 | 不明 | 不明 | 720ml | 540円 | 購入する | |
ヤマサ特選有機しょうゆ | カナダ産 アメリカ産 | 不明 | 不明 | 500ml | 338円 | 購入する | |
イチビキ無添加有機しょうゆ | アメリカ産 | 不明 | 不明 | 800ml | 390円 | 購入する |
製造元のこだわりが光る醤油9選
ここからの記事は、スーパーなどでは手に入りづらいですが、国産の有機食材を使用していたり、伝統的な製法や杉樽で作っているなど、製造元のこだわりの光る醤油を紹介します。
足立醸造 国産有機醤油(濃口)
有機大豆・有機小麦・塩の全てが国産の、非常にまろやかで香り高い醤油です。吉野杉の木桶で醸造しています。
産地にこだわった安心な醤油を探している方におすすめです。
金沢大地 国産有機醤油こいくち
有機大豆・有機小麦・塩の全てが国産の、味と香りのバランスの良い醤油です。
大豆と小麦は自社で石川県で栽培しているというこだわりがあります。
伸びが良いので、さまざまな料理に幅広く活用できます。
大徳醤油 機有るべし
北海道で契約栽培された有機大豆・小麦を使用した、こだわりの醤油です。
HPで取扱店がマップで確認できるので、近場で手に入るかもしれません。
ヤマヒサ 有機しょう油
小豆島の400年の伝統ある製法で製造された、こだわりの醤油です。
年月を重ねた杉樽で仕込まれており、コクととろみがあります。
海の精 国産有機 旨しぼり醤油
国産有機大豆と国産有機小麦、そしてミネラルたっぷりな自然塩”海の精”を使っているお醤油です。
海の精の塩は、塩むすびにするだけでもとっても美味しい、本物のお塩です。
醤油に使われている塩にもこだわりたい方におすすめです。
弓削多醤油 有機しょうゆ
国産有機大豆と国産有機小麦を使って、木桶で仕込まれています。
香りが良く、煮物などにも合う万能な醤油です。
寺岡家 有機醤油濃口
明治20年の創業から有機にこだわる、寺岡家の醤油です。
芳醇な香りと旨みが特徴的で、どんな料理にも合います。
マルシマ 国産有機しょうゆ
小豆島の伝統的な製法と味にこだわった、杉樽の醤油です。
企業理念で、「オーガニックを広げることでSDGsに貢献すること」を宣言しているため、素材選びにもこだわっています。
辛すぎず、コクがあり美味しいと評判の醤油です。
チョーコー 有機醤油 こいくち
甘めの醤油がお好みの方におすすめな、無添加の有機醤油です。
原材料は、有機小麦、有機大豆、食塩、有機米です。
原材料に米も含まれていますので、甘めの味に仕上がっており、煮物などに使っても美味しくできます。
スーパーなどで手に入りやすい大手メーカーの醤油5選
ここからの記事は、スーパーなどで手に入りやすく、価格もお手頃な有機醤油をまとめてみました。
イオン オーガニック 特選 丸大豆しょうゆ
こちらは、イオンのオーガニックの醤油です。
ネットスーパーでも購入できますので、気軽に手に入れることができますね。
キッコーマン 特選有機しょうゆ
醤油の国内シェアNo.1のキッコーマンの有機醤油です。
上品な味という口コミで人気です。
フンドーキン 有機こいくち醤油
九州の大手醤油メーカー、フンドーキンの有機醤油です。
九州の醤油というだけあって、甘めの味という口コミが多いです。
ヤマサ 特選有機しょうゆ
醤油の国内シェアNo.2のヤマサの有機醤油です。
口コミはコクのある味わいという評判です。
イチビキ 無添加有機しょうゆ
今回紹介した中では、1本あたり最も安価な有機醤油です。
どんな料理でも、気兼ねなく使えそうですね。
オーガニックで無添加の醤油の選び方
オーガニックで無添加というと、身体に良さそうというイメージがあります。
一方で、たくさんある醤油コーナーの中から、オーガニックで無添加の醤油を選ぶのは、大変そうに思えるかもしれません。
一体、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
原材料の「種類」と「質」に着目していきます。
醤油は本来「大豆」「食塩」「小麦」だけでできている
醤油は本来、蒸した大豆と炒った小麦に種麹を加え、塩水と一緒にして発酵・熟成させて作ります。
基本的には「大豆」「食塩」「小麦」の3種類だけでつくるものです。
「大豆」「食塩」「小麦」以外に原材料名に記載されているものがあれば、高確率で食品添加物か、本来の醤油製造には必要のない材料です。
醤油に使われる食品添加物
例えば、アルコール、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、調味料(アミノ酸等)、醸造酢、酸味料、保存料などが醤油の添加物として使われます
醤油を伝統的な製法で作ると、少なくとも6〜8ヶ月の時間をかけないと完成しませんが、これらの食品添加物を加えることにより醤油を早く、安価に、大量に完成させることができます。
そのため、食品添加物の入った醤油は安価で売られており、原材料がシンプルな醤油はより高価なのです。
そのほかにも、旨みや甘味を人工的にプラスする目的でも食品添加物が使われます。
材料がシンプルな醤油は食品添加物が使われていないため、身体に良いのはもちろんのこと、味がまろやかで美味しいです。
無添加の醤油を選ぶには、原材料が「大豆」「食塩」「小麦」の3種類のみが記載されているものを選びましょう。
丸大豆と脱脂加工大豆について
醤油に使われる大豆には、丸大豆と脱脂加工大豆があります。
結論から言うと、安全な醤油を選ぶためには、脱脂加工大豆は避けた方が無難です。
違いは以下の通りです。
丸大豆 | 丸ごとの大豆 |
脱脂加工大豆 | 大豆から大豆油を搾った後の大豆 |
大豆には油分が含まれており、醤油を熟成させるとその油分は浮いてくるので、熟成後の工程で取り除かれます。
油分は最終的に取り除かれるので必要ないものではあるのですが、油分の膜があることで醤油成分を酸化から守ったり、味をまろやかにする働きがあります。
脱脂加工大豆は仕入れコストが安く、大量生産がしやすくなるといったメリットがある大豆です。
脱脂加工大豆は、加工品のため産地表示義務がありませんが、大豆の国内自給率は7%と低いため、ほぼ外国産です。
また、大豆を砕いて搾るだけではほんの少量の油しか抽出できませんので、脱脂加工する際にヘキサンという有機溶剤を使います。
ヘキサンはガソリンに多く含まれる灯油のような匂いのする毒性のある液体ですが、揮発性が高いため、脱脂加工大豆には残りません。
また、完全除去されないと食品加工に利用してはいけないため、身体への影響を心配する必要はないとされています。
しかし、薬品を使った大豆を安全だといって積極的に使うのには疑問が残ります。
食品添加物は人体に影響がないと言われつつ、ヘキサンの残留も人体に本当に何の影響もないのかどうかはわかりません。
原材料名は、「脱脂加工大豆」ではなく「大豆」になっているものを選びましょう。
有機JAS認証マークがついている
有機JAS認証マークのついた醤油は、水と食塩を除いて原材料の95%以上が有機で、添加物や薬剤の使用を極力控え、遺伝子組み換え技術なしと認定された安全な醤油です。
加工で薬剤などの汚染がない工場で、認証を得てからも年1回外部からのチェックが入って厳しく管理された工場で製造されています。
また、有機JAS認証マークがないと「有機」や「オーガニック」と紛らわしい表示を入れることはできません。
オーガニックな醤油を選びたい時は、有機JAS認証マークのあるものを選びましょう。
ちなみに、有機JAS認証マークのある醤油で、脱脂加工大豆を使用しているものは、私が見た限りありませんでした。
オーガニックで無添加の醤油の使い分け方
オーガニックで無添加の醤油は、量も価格も様々なものがありますが、特に原材料にこだわって伝統的な製法で作られたものは高価なので、煮物などに大量に使ったりするのは悩む方も多いかと思います。
我が家では、スーパーで手に入れやすい安価なオーガニック醤油も常備しており、
- やむを得ず大量に使う時
- たくさんの具材から出汁が出て醤油の味がぼやけてしまいそうな時
には大手メーカーの醤油を使用しています。
しかし、できるだけ原材料の産地がわかる醤油を使用したいので、
- 少量使う時
- 醤油の味が際立つ料理を作る時
には製造元のこだわりが光る醤油を使用しています。
製造元のこだわりが光る醤油はこだわって作られただけあって、味が美味しく、身体にも優しく安心して使うことができますよ。
オーガニックで無添加の醤油のおすすめまとめ
オーガニックで無添加の醤油を14つ紹介しました。
産地がわかっているものはより安心ですが、産地が公表されていないものは安価で売られていたりします。
原材料にこだわっていたり、蔵元の伝統的な製法で作られていたり、価格重視であったりと、販売元ごとに様々な特色があります。
オーガニック醤油にもたくさん種類がありますが、原材料を気にしたことがなかった方は、まずは有機JAS認証マークのついている醤油を選んで使うのがおすすめです。
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